五次方程式の超冪根による解法

趣味ブログ

カセットテープを分解して回路の仕組みとか

好きなこと ひたすらのっける

可解な五次方程式 Dummit

可解な五次方程式 大迎 先生のpdfとはてなブログの先生のブログを参考に



いきなりこの4次補助方程式が出てくる。


次にこの方程式を分解すると


上の図を見ると、2次式の定数部分同士の掛け算はⅼ₁l₂×l₃l₄=Tで構成された有理式になるのがわかる


ⅼ₁l₂×l₃l₄はフロベニウス群の置き換えで不変であり有理数である


しかしS5の置き換えで不変ではない数なので、体K上の数ではなく体K(θ)上の数であると考えられる。



ある量θを体Kに添加した場合、


その体の数は一意的にα+α₁θ+α₂θ²+α₃θ+…と表現できるのであった。


有理数体Kに有理数θを添加しても有理数体であることには変わりがないのですが


Tは有理数であるとだけわかっているのと


Tは有理数であり、T=P(下記

T=α₀+α₁θ+α₂θ²+α₃θ³…


という形になっていることが分かっているのとでは全く違い、この事から芋ずる式にTがわかればlがわかり、リゾルベントのxまで求めることができる。


クラメルの公式についてはyoutubeで分かりやすい動画を参照されたし