五次方程式の超冪根による解法

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四次方程式 判別式 ガロア群

ax⁴+dx+e


Ⅾ=256a³e³−27a²d⁴


これを使って差積を計算すると解の中に√Ⅾが見え隠れしてますね。


差積は偶置換なので12通りの置き換えで不変な有理式


よって四次方程式の解を作る拡大体Kに√を添加した数になる。


次に₃√を添加した体Ⅼに対応する(属する)有理式は4通りの置き換えで不変なはず。


よって


(x₁₊x₂)ー(x₃₊x₄) の式が体に属すると思ったら、これは属さない。


なぜなら 4通りの置き換えの内訳は


1234
2143
3412
4321
なので 上記の式は変化してしまう。


4通りの置き換えで不変というのは、その4つの置き換えで不変でなくてはならないのである。


次に ((x₁₊x₂)ー(x₃₊x₄))^2を2乗した式は8通りの置き換えで不変 かつ 内訳の元で不変なので
体K2に属する数である。


8通りの置き換えで不変なので、12通りの置き換え(偶置換)では変化する。


例えば4通りの置き換えで不変な有理式が二つあっても、置き換えの元が異なる場合、この二つの有理式は同じ体Kに必ずしも属するとは限らない。